子供が大好きなおやつ虫歯になりにくい与え方は?

こんにちは。くにたちしの「ようこう歯科」です。

子供は伸び盛りで活発に動きます。更に消化機能は未発達で胃の容積は小さい為、三度の食事とは別におやつを栄養として与える必要があります。それは一日のエネルギーの20%程。これは次の食事の妨げとならずにある程度満腹感を与えられるくらいの量です。

昔はおかしに与えるのはトウモロコシやさつま芋など自然な甘さのものが多かったと思いますが、現代では砂糖を使った甘すぎるものが大半です。一度慣れてしまった味覚はなかなか変わりませんし、甘い菓子類を食べ始める時期はできるだけ遅い方が虫歯になりにくいです。

子供のおやつは食事の一部といった栄養的意味のほか、心理的・情緒的にも子供に及ぼす影響が大きいので楽しい思い出に残るものにしたいものです。その為にも、手作りのおやつも良いと思います。手作りすると、お砂糖の量を調整できたり、身体にも良い食材を使用出来たりするという利点もありますよね。

☆ルールを作って楽しいおやつタイムにしましょう。

♢毎日のおやつの時間を決めてダラダラ食いをさせない。

♢歯にくっつきにくい砂糖の量をなるべく抑えた物を与える。

なるべく砂糖の使用を抑えて、昔のようにさつま芋の自然の甘さを使用したり砂糖より虫歯になりにくい黒砂糖を使用したり、工夫してみると良いでしょう。

砂糖不使用のキシリトール100%のガムやチョコを有効に活用しても良いですね。

また、不規則なダラダラ食いや過度の摂取も虫歯リスクが高くなりますので十分に注意が必要です。お砂糖を含んだおやつをダラダラ食べ続けると虫歯菌も酸を発生し続けるので、唾液が歯の再石灰化をする時間が減り虫歯になりやすくなってしまいます。毎日おやつの時間を決めて習慣づけてあげる事で、ダラダラ食いをなくしましょう。 

おやつが虫歯の原因にならないように、親御さんがルールを作って上手に楽しいおやつタイムにしてあげましょう。

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