入れ歯、インプラント、ブリッジ、補綴物の寿命について

国立市にある歯医者、ようこう歯科です。

虫歯や歯周病などで歯を失った際の治療法には、入れ歯、インプラント、ブリッジといった選択肢があります。それぞれ見た目や噛み心地だけでなく「どのくらい長持ちするのか」という寿命の面でも大きな違いがあります。

ここでは、補綴物(ほてつぶつ)ごとの寿命の目安と、少しでも長持ちさせるためのポイントについて解説します。

目次

入れ歯、インプラント、ブリッジとは?

それぞれの特徴と違い

入れ歯は、歯肉の上に人工歯を乗せて使用する取り外し可能な装置で、部分入れ歯と総入れ歯があります。健康な歯を削る必要が少ない一方、しっかり固定されないため違和感を覚える方もいます。ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って土台にし、人工歯をつなげて固定する方法です。取り外しの手間がなく自然な噛み心地が得られますが、両隣の健康な歯を削る必要があります。インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法で、周囲の健康な歯を削らずに済み、自分の歯に近い感覚で噛めるのが特徴です。ただし外科手術が必要になる点は他の2つと異なります。

補綴治療が必要になるケース

歯の補綴物が合わなくなってきて、歯が痛む高齢女性

虫歯や歯周病の悪化、外傷、抜歯などによって歯を失った場合、噛む機能や見た目、発音を回復するために補綴治療が必要になります。歯を失ったまま放置すると、隣の歯が傾いたり、噛み合う相手の歯が伸びてきたりして、噛み合わせ全体が乱れてしまうこともあるため、早めに歯科医院へ相談することが大切です。

入れ歯、インプラント、ブリッジの寿命の目安

入れ歯の寿命

入れ歯の平均的な寿命は4年~6年程度とされています。加齢とともに歯肉や顎の骨の形は変化していくため、当初はぴったり合っていた入れ歯も次第に合わなくなり、調整や作り直しが必要になることがあります。ただし、自費の入れ歯は丈夫なので寿命が長くなります。

インプラントの寿命

インプラントは、装着から10年経過した時点での生存率が90%以上と報告されており、3つの中では最も長持ちしやすい治療法とされています。適切なセルフケアと定期的なメンテナンスを継続すれば、20年、30年と長期にわたって使い続けられるケースも少なくありません。ただし、周囲の歯肉や骨の状態を良好に保つ努力が欠かせません。

ブリッジの寿命

入れ歯を指で摘んで持つ様子

ブリッジの平均的な寿命は7年~8年程度です。土台となる両隣の歯に大きな負担がかかりやすく、支えている歯自体が虫歯や歯周病になってしまうと、ブリッジごと寿命が短くなってしまう点に注意が必要です。

補綴物を長持ちさせるポイント

毎日のセルフケア

入れ歯を歯ブラシで洗浄する様子

入れ歯は毎日の丁寧な洗浄と、洗浄剤を使ったお手入れが欠かせません。ブリッジやインプラントは、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシなどを併用した清掃が重要です。特にブリッジは人工歯の下に汚れが溜まりやすいため、意識的にケアを心がけましょう。

定期的な歯科検診

どの補綴物も、定期的な検診でかみ合わせのズレや装置のゆるみ、破損の有無をチェックすることで、トラブルを早期に発見できます。

特にインプラントは、インプラント周囲炎という歯周病に似た炎症を予防するために、定期的なメンテナンスが欠かせません。

違和感を感じたら早めに相談を

噛みにくい、装置がぐらつく、痛みや腫れがあるといった違和感を感じたら、我慢せず早めに歯科医院に相談することが大切です。早期に対処することで補綴物そのものを長持ちさせるだけでなく、周囲の歯や骨へのダメージを最小限に抑えることにもつながります。

まとめ

入れ歯、インプラント、ブリッジは、それぞれ寿命の目安や特徴、向き不向きが異なります。どの治療法が自分に合っているか、また今お使いの補綴物の状態が気になる方は、国立市のようこう歯科までお気軽にご相談ください。一人ひとりの口腔状態に合わせた治療とメンテナンスで、長く快適に使い続けられるようサポートいたします。

【この記事の監修者】​
国立市ようこう歯科 院長 影向 雅典(歯科医師)​

日本歯科大学新潟生命歯学部卒業後、青森県・神奈川県の医療法人にて勤務。2003年より国立市の歯科医院に勤務し、院長・理事を歴任。2007年にようこう歯科を開院。日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医として、一般歯科から口腔外科・インプラントまで幅広い診療に対応。「患者様一人ひとりと真摯に向き合う歯科医療」を理念に、丁寧な説明とわかりやすいコミュニケーションを心がけている。

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