ムーシールドによる小児矯正のご案内

ムーシールドによる受け口(反対咬合)の小児矯正

「下の前歯が上の前歯より前に出ている」「受け口かもしれない」「口を開けていることが多い」など、お子様のお口の成長に関する不安をお持ちの保護者様は多くいらっしゃいます。

当院では、お子様の受け口に早期にアプローチする治療として、「ムーシールド」による小児矯正治療を提供しています。

受け口(反対咬合)とは

受け口とは、咬み合わせたときに下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態のことで、「反対咬合」とも呼ばれます。

乳歯の時期の受け口は、成長の過程で自然に改善することもあります。一方で、そのまま永久歯の時期まで続いたり、成長とともに上下の顎の大きさの差が目立つようになったりする場合もあります。

そのため、「様子を見てよいのか」「早めに対応したほうがよいのか」を、専門的な視点で見極めることが大切です。

受け口セルフチェック

  • 咬み合わせたとき、下の前歯が上の前歯より前に出ている
  • 横から見ると、下あごが前に出ているように見える
  • 前歯で食べ物を噛み切りにくそうにしている
  • サ行・タ行などの発音が聞き取りにくいことがある
  • 口がぽかんと開いていることが多い
  • ご家族に受け口の方がいる

気になる項目があれば、一度お口の状態を確認させてください。

受け口の原因

受け口には、骨格的な要因(遺伝など)のほか、お口の癖が関係していることがあります。

特に、口呼吸、低位舌(舌が本来の位置より下がっている状態)、開口、舌突出などの口腔習癖は、放置すると将来的な歯列不正や顎の発育不全につながる可能性があります。舌が下がった状態が続くと上あごの成長が促されにくく、また唇の力のバランスが崩れることで、上の前歯が内側に押されてしまうことがあります。

ムーシールドとは

ムーシールドは、お子様の成長期に使うことを想定したマウスピース型矯正装置です。日中2時間および就寝時に装着することで、お子様本来の正しい口腔機能を引き出していきます。

装置を装着すると、舌が上あごの正しい位置へ導かれるとともに、上唇の過度な力が前歯にかからないようになります。これにより、舌と唇の力のバランスを整え、受け口の改善を目指します。

ムーシールドの特徴

  • ワイヤーや金具を使わない やわらかい素材のため、お子様の負担を抑えられます
  • 早い時期から始められる 3歳頃から取り組めるため、乳歯の時期から対応できます
  • 成長に合わせて交換 装置を定期的に交換しながら、成長に合わせて治療を進めます

咬み合わせを診る院長が「受け口のタイプ」を見極めます

当院の院長は、日本顎咬合学会の「咬み合わせ認定医」を取得しています。

受け口には、お口の癖や歯の傾きが主な原因となっているタイプと、顎の骨格そのものが大きく関係しているタイプがあります。どちらのタイプかによって、ムーシールドで期待できる効果や、将来必要になる治療は大きく変わります。

当院では、咬み合わせや顎の成長方向を含めて診査したうえで、ムーシールドで対応できるかどうかを判断します。骨格的な要因が大きいと考えられる場合には、その旨を正直にお伝えし、今後の選択肢や、必要に応じた専門医療機関へのご紹介も含めてご説明いたします。

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ムーシールドとプレオルソの違い

当院では、お子様の症状に合わせて2種類の装置を使い分けています。

 プレオルソムーシールド
主な対象出っ歯、歯のガタガタ、すきっ歯、前歯が閉じない(開咬)、口呼吸など受け口(反対咬合)
開始時期の目安4〜10歳頃3歳頃〜
装着時間日中1時間程度+就寝時日中2時間以上+就寝時
装置やわらかいマウスピース型やわらかいマウスピース型

出っ歯や歯のガタガタ、口呼吸などが気になる方は、プレオルソのページもご覧ください。

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治療の流れ

STEP
ご相談・カウンセリング

気になる点や、いつ頃から受け口が見られるかなどをお伺いします。

STEP
検査

お口の中の確認に加え、必要に応じてレントゲン撮影や口腔内写真の撮影を行い、お子様の口腔内の状態や成長段階を総合的に診断いたします。

STEP
診断・治療計画のご説明

受け口のタイプ、ムーシールドの適応、治療の進め方、費用、期間、リスクについてご説明します。

STEP
装置の装着開始

装置の使い方やお手入れ方法、慣れるまでのコツをお伝えします。

STEP
定期チェック

月1回程度ご来院いただき、装着状況や咬み合わせの変化を確認します。成長に合わせて細やかな調整を行い、必要に応じて装置を交換します。

STEP
改善後の経過観察

受け口が改善した後も、後戻りや成長による変化がないか、定期的に確認していきます。

ご家庭でのご協力をお願いしています

ムーシールドは毎晩の装着を続けることで効果が期待できる装置です。はじめのうちは、寝ている間に外れてしまったり、装着を嫌がったりすることもあります。

当院では、お子様が無理なく続けられるよう、慣れるまでの工夫や声かけの方法などもお伝えしています。お困りのことがあれば、遠慮なくご相談ください。

費用・治療期間の目安

ムーシールドによる治療は自由診療(保険適用外)です。

項目費用
装置代80,000(税込88,000)円
  • 治療期間の目安 6~9ヶ月
  • 通院頻度の目安 1~3ヶ月に1度

お子様の状態により、期間や費用は異なります。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。

リスク・副作用について

  • 自由診療(保険適用外)となります。
  • 毎晩の装着が続かない場合、十分な効果が得られないことがあります。
  • 装着をはじめた頃は、違和感や、就寝中に装置が外れてしまうことがあります。
  • 効果には個人差があり、骨格的な要因が大きい受け口では改善が難しいことがあります。
  • 改善した後も、成長期の顎の発育によって受け口が再び現れることがあります。
  • 将来的に、本格的な矯正治療や、骨格の状態によっては外科的な処置を伴う治療が必要になる場合があります。
  • 装置の破損・紛失時には、再度装置の費用がかかる場合があります。

よくあるご質問

3歳でも治療できますか?

3歳頃から始められるケースがあります。ただし、装置を毎晩つけられるかどうかも大切なため、お子様の様子を拝見したうえで開始時期をご提案します。

様子を見ていれば自然に治りますか?

乳歯の時期の受け口は自然に改善することもありますが、そのまま続く場合もあります。経過を見てよいかどうかを判断するためにも、一度ご相談ください。

寝ている間に外れてしまったらどうすればよいですか?

装着をはじめた頃はよくあることです。気づいたときにつけ直していただければ大丈夫です。外れる頻度が多い場合は、定期チェックの際にお知らせください。

どのくらいで効果が出ますか?

お子様の状態によって異なり、個人差があります。

保険は使えますか?

ムーシールドによる治療は自由診療(保険適用外)となります。

相談だけでも大丈夫ですか?

もちろんです。「受け口かどうか確認したい」という段階でもお気軽にお越しください。

まずはお気軽にご相談ください

お子様の健やかな成長のためには、早期発見・早期対応が大切です。特に幼児期から10歳頃までの成長期は、将来の歯並びや顎の発達に大きく影響する重要な時期となります。

まずは、お子様の状態と今後の成長について詳しくご説明させていただきます。お子様の明るい未来のために、どうぞお気軽にご相談ください。

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