知覚過敏と歯磨き粉

こんにちは。くにたちしの「ようこう歯科」です。

今回は「知覚過敏と歯磨き粉」についてです。

誰でもなる可能性がある知覚過敏。

世の中には、さまざまな知覚過敏におすすめの歯磨き粉が販売されています。

でも、どの歯磨き粉を選ぶといいのか分からないですよね。

歯磨き粉の選び方のポイントや知覚過敏の原因もお話します。

目次

なぜ知覚過敏になるの?

国立の歯医者「ようこう歯科」|国立駅徒歩8分日曜日も診療。小児歯科からインプラントまで対応。無料駐車場あり。

知覚過敏になると、食べ物が歯にしみて痛みを我慢することで精一杯になり、美味しくたべられなくなります。「最近、何か食べると歯にしみる」「歯にしみるから、歯磨きが大変」などの経験がある場合は、知覚過敏の可能性が大。毎日、歯磨きをしていても、知覚過敏になるとがっかりしてしまいますよね。

では、なぜ知覚過敏になるのか?ここからは、知覚過敏の原因を紹介します。

実は歯茎が下がっている

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実は、歯茎は下がるのです。あまり歯茎の位置をじっくり見ることは無いと思いますが、ある日「あれ?歯が長くなった?」と感じた場合、それは歯肉が下がったサイン。歯肉が下がると、知覚過敏の原因になります。歯肉は以下の理由で下がるのです。

①加齢

②歯周病

③歯磨きの力

歯肉が下がることで、隠れているはずの象牙質が露出。象牙質は柔らかい部分で、内部には歯の神経があります。そのため、象牙質が露出し食べ物が触れると痛みなどを感じます。つまり、知覚過敏になった証拠です。

しかし、歯肉になる理由の①歯周病②歯磨きの力については、対策できます。歯周病は丁寧に歯磨きするだけではなく、歯科検診を受けチェックしてもらいましょう。

また、歯磨きの力については、ゴシゴシ磨くのではなく優しく撫でるように行うことを意識してください。年は誰でも取ります。しかし、ほかの原因は対策できるため知覚過敏のリスクを減らすためにも取り組んでみましょう。

エナメル質と象牙質が弱る

歯が硬い理由は、表面にエナメル質があるからです。エナメル質の内側には柔らかく神経が入っている象牙質があります。しかし、歯も長年使っていると弱ってきます。弱る理由は年齢以外にもいくつかあるため参考にしてください。

①年齢

②歯磨きのときの力

③歯ぎしりや食いしばり

④酸性の飲み物や食べ物

知覚過敏のリスクを少しでも減らすために、意識して対策することも大切です。

おすすめ歯磨き粉の選び方

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ドラッグストアやスーパー、インターネットなどには、さまざまな種類の歯磨き粉が販売されています。その中には知覚過敏対策に使えるタイプも。しかし、種類が多すぎて、どのように選ぶといいのか分からない人も少なくありません。

ここからは、おすすめの歯磨き粉の選び方を紹介します。参考にして、自分に合った歯磨き粉を見つけてくださいね。

痛み対策には「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」

知覚過敏になると痛みに悩まされますよね。そこで、痛み対策をするなら「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」が含まれているかをチェックしましょう

乳酸アルミニウムの働きは象牙細管という穴を塞ぐことで、硝酸カリウムの働きは痛みの伝達をブロックすることです。そのため、どちらか一方ではなくどちらも含まれていることが大切です。

エナメル質の修復なら「フッ素」

傷ついたエナメル質の修復には、「フッ素」が含まれているかチェックしましょう。フッ素はさまざまな歯磨き粉に含まれています。

では、知覚過敏用の歯磨き粉と、それ以外の歯磨き粉の違いはどこでしょうか?それは、フッ素の「含有量」です。知覚過敏対策としてフッ素入りの歯磨き粉を使うなら、含有量が1,450ppm程度のタイプがおすすめです。

オーガニックなら「キシリトール」「カルシウム」「リン酸」

オーガニックの歯磨き粉にこだわっているなら、以下の3成分が含まれているタイプがおすすめです。

  • 虫歯対策に「キシリトール」
  • 再石灰化には「カルシウム」と「リン酸」

知覚過敏には研磨剤が少ない歯磨き粉にしよう

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歯磨き粉によっては、歯の白さを出すために研磨剤が含まれています。研磨剤が含まれていると、歯石や歯に付いた色を落とす効果が期待できます。しかし、同時に象牙質も削っているのです。そのため、知覚過敏対策のために歯磨き粉を選ぶときは、研磨剤が少ないまたは含まれていないタイプを選びましょう。

歯医者で相談しよう

知覚過敏になると痛みに悩まされて、歯磨きを丁寧にしづらくなります。しかし、それではほかのトラブルを引き起こすきっかけにも。そこで、知覚過敏になったと分かったら歯医者で相談しましょう。当院は、電話とインターネットで予約できます。電話は時間内に、インターネットなら24時間可能です。初めての人も予約できるため、気軽に予約してください。

まとめ

知覚過敏があると沁みて痛みになるため、食事を楽しめなくなります。知覚過敏になる原因はいくつかありますが、歯磨き粉を使って対策可能。今回は、知覚過敏対策のときの歯磨き粉の選び方も紹介したため、自分に合った歯磨き粉を見つけてくださいね。

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