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国立市にある歯医者、ようこう歯科です。歯の根元だけがくさび状に欠けている場合、それは、虫歯ではなくくさび状欠損という状態かもしれません。気づかないうちに進行しやすく、痛みの原因や歯の寿命に関わることもあるため、早めのケアが大切です。
ここでは、くさび状欠損の特徴や原因、治療方法まで分かりやすく解説します。

くさび状欠損とは、歯の根元の部分が三日月の形(くさびの形)に欠けてしまう状態を指します。歯の表面のエナメル質がえぐれるように失われるため、見た目だけでなく、しみる症状や歯の破折リスクにつながることもあります。
くさび状欠損は、虫歯とは原因や特徴が大きく異なります。虫歯は細菌の活動によって歯が溶けていく病気ですが、くさび状欠損では、外からの力が原因で歯が物理的に削られます。
そのため、穴が深く広がるような形ではなく、表面が平坦な状態で欠けていくのが特徴です。虫歯のように軟らかくなることもないため、気づきにくいケースもあります。
初期は無症状であることが多いですが、徐々に冷たいものがしみるなどの知覚過敏症状が出やすくなります。エナメル質が薄くなると内部の象牙質が露出し、外からの刺激が伝わりやすくなるためです。さらに進行すると、通常の状態でも痛むことがあります。

くさび状欠損の原因の一つといわれているのが、強すぎる歯ブラシ圧です。力を入れてゴシゴシ磨く習慣があると、歯肉付近のエナメル質が徐々に削られていきます。特に横磨き(横方向の大きなストローク)を繰り返すと、くさび状欠損が起きやすくなります。また、硬めの歯ブラシや研磨剤の強い歯磨き粉を使っている場合も、歯の摩耗が進む原因になります。
噛み合わせの力も関係します。歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの偏りがあると、歯の根元に力が集中し、歯がたわむように変形します。このたわみにより、エナメル質に微細なひびが入り、くさび状欠損の形成につながることがあります。
年齢を重ねることで歯肉が下がり、歯の根元が露出しやすくなると、摩耗の影響を受けやすくなります。また、加齢に伴い歯質が弱くなったり、唾液量が減って歯が守られにくくなったりすることも、くさび状欠損のリスク要因となります。

欠損が比較的大きい場合や、しみる症状が強い場合にはレジンを詰めて修復します。レジンを使用することで、露出した象牙質を保護し、しみる症状を軽くできます。見た目も良くなり、修復後すぐに日常生活に戻ることができるのがメリットです。ただし、強い力が加わると剥がれたり欠けたりすることがあるため、細かなメンテナンスが必要なこともあります。
欠損が小さい場合や初期段階では、コーティング材を塗布して症状の軽減を図ります。象牙質の表面を薄く覆うことで、外からの刺激を伝わりにくくし、知覚過敏を改善する効果があります。治療時間が短く、歯を削らずに済むため、軽度のくさび状欠損には特に有効です。
くさび状欠損は、歯磨きの癖や噛み合わせの力など、日常の習慣が原因で起こることが多いです。初期は痛みが少ないため放置されやすいですが、進行すると知覚過敏や歯の破折につながることがあります。治療だけでなく、歯ブラシの持ち方や磨き方、噛み合わせのチェックを行うことで再発予防につながります。国立市や立川市、国分寺など近隣にお住まいの方で気になる症状がある方は早めに当院にご相談ください。
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