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こんにちは。国立市にある歯医者、ようこう歯科です。「自分の口が臭っている気がする」「朝起きたときや空腹時に口臭が気になる」と感じたことはありませんか?実は、口臭にはいくつか種類があり、その全てが悪いものではありません。この記事では、誰にでも起こりうる生理的口臭について、原因や特徴、改善のための考え方について詳しくご紹介します。
生理的口臭とは、誰にでも起こりうる自然な口臭のことです。
病気や異常があるわけではなく、体の状態や一時的な要因によって発生します。
たとえば、朝起きた時、空腹時、緊張しているときなどに感じる口臭は、ほとんどがこの生理的口臭に分類されます。
一方で、虫歯や歯周病、舌苔の蓄積、胃腸の不調などによって発生する口臭は病的口臭と呼ばれます。
これは原因となる疾患があるため、治療を行うことで改善が見込めるタイプの口臭です。
実際にはほとんど口臭がないにも関わらず、自分は強く口が臭っていると思い込んでしまう状態を心理的口臭といいます。
これは心理的要因が強く関係しており、カウンセリングが必要になるケースもあります。
生理的口臭は、起床時や空腹時など、唾液の分泌が減少するタイミングで強くなりやすいという特徴があります。
唾液には口内の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、唾液が少なくなると細菌が増殖しやすくなり、臭いの元となるガスが発生しやすくなります。
また、緊張やストレスで唾液の分泌が減ることでも一時的に口臭が強く感じられることがあります。
女性の場合は、ホルモンバランスの変化がある生理前や妊娠中、更年期に口臭が強くなることがあります。
また、高齢になると唾液の分泌量が減る傾向があるため、年齢とともに生理的口臭が出やすいです。
さらに、食生活や口腔ケアの習慣は文化や民族によって異なるため、生活環境によっても生理的口臭の出方に差が出ることがあります。
生理的口臭は、体の自然な生理現象のひとつであり、誰にでも起こるものです。
そのため、過剰に気にしすぎる必要はありません。
大切なのは一時的なものかどうかを見極めることです。
常に強い臭いが続く場合は、病的口臭の可能性があるため、歯科、その他の科の診察が必要です。
生理的口臭は、日常生活の中での工夫によって軽減することが可能です。
たとえば、朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むだけでも、細菌の増殖を抑える効果があります。
朝晩の丁寧な歯磨きや、舌の清掃、唾液の分泌を促すためのガムやタブレットの利用もおすすめです。
特に舌の表面に白っぽい苔のようなものがついている場合は、舌ブラシなどでやさしく清掃することで臭いの元を減らすことができます。
口呼吸の習慣がある方は、口が乾燥しやすくなるため、鼻呼吸を意識するなどしてみましょう。
生理的口臭は、誰にでも起こる一時的な口臭であり、基本的には病気ではありません。
朝や空腹時、緊張したときなどに一時的に強くなるのが特徴で、体の変化やライフスタイルにも影響されます。
しかし、歯磨きや舌の清掃、水分補給、唾液の分泌を促す習慣などを取り入れることで、軽くすることが可能です。
まずは日常のケアを見直してみましょう。
気になる症状が続く場合や、不安を感じるときは、お気軽に当院までご相談ください。
ようこう歯科では、口臭の診断やケア指導も丁寧に対応しています。
ご来院の際、あらかじめご記入いただいた問診票をご持参されますと、スムーズなご案内が可能です。以下のボタンよりPDFファイルをダウンロードしてご記入ください。
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