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国立市にある歯医者、ようこう歯科です。鏡を見た時、フェイスラインが左右で違う、口角が下がって見える、笑うと片方だけ動く気がする──そんな違和感を感じたことはありませんか?実は、こうした顔のバランスの崩れは、骨格や歯並びだけでなく、口のまわりの筋肉=口腔周囲筋の使い方にも深く関係しています。筋肉の働きを理解し、正しく使うことは、健康面だけでなく、美しい口元や若々しい印象を保つためにも大切です。
この記事では、口腔周囲筋とお顔のバランスについて解説します。

食べ物を噛む時に働くのは、咬筋(こうきん)、側頭筋(そくとうきん)、内側翼突筋、外側翼突筋などの咀嚼筋です。これらが連携して顎を上下左右に動かすことで、食べ物を細かくすりつぶし、消化を助けます。しかし、いつも片側ばかりで噛んでいると、筋肉の発達に左右差が生まれ、顔の輪郭が歪んで見えることがあります。さらに、筋肉の緊張バランスが崩れることで顎関節に負担がかかり、頭痛や肩こり、顎のずれにつながることもあります。
口の開閉や唇、舌の動きは、発音の明瞭さにつながります。唇を引き締める口輪筋、頬を支える頬筋、舌を動かす舌筋群などがスムーズに働くことで、言葉を正しく発音できます。これらの筋肉が衰えると、口が開きっぱなしになって口呼吸になりやすく、乾燥や口臭の原因にもなります。発音が不明瞭になるだけでなく、表情がぼんやりとした印象になってしまうこともあります。
表情をつくる筋肉(表情筋)は、見た目の印象を大きく左右します。口角を上げる大頬骨筋や、顎先を引き締めるオトガイ筋などが衰えると、頬がたるみ、フェイスラインがぼやけやすくなります。また、口輪筋が緩むと口角が下がりやすく、無表情や疲れた印象を与える原因になります。これらの筋肉をしっかり使うことが、自然な笑顔や若々しい輪郭を維持するポイントです。

筋肉は使わなければ衰えます。特にマスク生活や柔らかい食事が続くと、口の筋肉を使う機会が減り、たるみや口角の下がりが目立ちやすくなります。口輪筋や頬筋を動かすトレーニングを取り入れることで、口元にハリが戻り、フェイスラインも引き締まります。
筋肉を鍛えることで、自然と口が閉じやすくなり、鼻呼吸がしやすくなります。鼻呼吸は外気を温め、加湿するフィルターの役割があり、免疫維持にも重要です。特にお子さまの場合、口腔周囲筋の発達は歯並びや顎の成長にも影響します。早い段階から意識して鍛えることは、将来的な審美性にも関わる要素です。
噛む、笑う、話すといった行為は、実は脳への刺激にもなります。顎を動かすことで脳血流が増え、記憶力や集中力を高める効果があるといわれています。特に高齢者の方では、しっかり噛む習慣を持つことが認知機能の維持にも役立つとされています。

難しい運動をしなくても、毎日少しの意識で変化が生まれます。おすすめは発音練習です。
口角をしっかり上げ、唇をすぼめるように行うことで、口輪筋、頬筋がまんべんなく動きます。また、鏡を見ながら笑顔をつくる練習も効果的です。口角を左右同時に引き上げることで、バランスの取れた筋肉の使い方になります。
食事の際に左右交互に噛むことを心がけましょう。片側ばかりで噛むと、筋肉の発達に偏りが生じます。煮干しやごぼう、するめなど、自然に咀嚼回数が増える食材を取り入れると、無理なく筋肉を鍛えられます。また、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止やダイエット効果も期待できます。
顔のバランスを整えるためには、骨格や歯並びだけでなく、日常の筋肉の使い方が影響します。口腔周囲筋を意識的に動かし、しっかり噛み、正しい姿勢と呼吸を心がけることで、フェイスラインが引き締まり、自然で明るい表情が生まれます。国立市ようこう歯科では、噛み合わせや筋肉の動きを総合的にチェックし、美しさと機能を両立するお手伝いを行っています。
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