知らず知らずのうちに進行!? くさび状欠損の原因と予防法を徹底解説

こんにちは!国立市にある「ようこう歯科」です。
歯磨きを欠かさずに行っているのに、歯の根元に黒い欠けを発見したことはありませんか?

その欠けは、くさび状欠損と呼ばれる歯の病気かもしれません。
くさび状欠損は、放置すると歯を失う可能性もあるため、早めの対策が重要です。

このブログ記事では、くさび状欠損について詳しく解説します。

目次

くさび状欠損とは?

くさび状欠損のイラスト
くさび状欠損

くさび状欠損とは、歯と歯茎の境目にあるエナメル質がすり減って、歯の根元にくさび状の欠けが生じる病気です。

エナメル質は、歯の中で最も硬い組織ですが、酸によって溶けやすいという弱点があります。くさび状欠損は、このエナメル質が酸によって溶け、徐々に削れていくことで起こります。

くさび状欠損の原因

主に次の3つが考えられます。

くさび状欠損の原因
  • 歯ぎしり・歯食いしばり
  • 過度な歯磨き
  • 酸性食品・飲料の摂取

歯ぎしり・歯食いしばりは、歯に強い力が加わることでエナメル質がすり減る原因となります。
また、過度な歯磨きは、歯の表面を削りすぎてしまう可能性があります。
酸性食品・飲料は、エナメル質を溶かす酸を含んでいるため、くさび状欠損の進行を早めます。

くさび状欠損の症状

痛そうに口元に手を当てている女性の写真。左手には水の入ったカップ、右手にはピンク色の歯ブラシを持っている。

主な症状は次の通りです。

くさび状欠損の症状
  • 歯の根元に黒い欠けがある 
  • 冷たいものがしみやすい 
  • 歯磨き粉がしみる 
  • 歯が欠けやすい

くさび状欠損は、初期段階では自覚症状がない場合が多いですが、進行すると知覚過敏や歯の欠損などの症状が現れます。

くさび状欠損の治療法

くさび状欠損の治療法は、進行度によって異なります。軽度の場合は、フッ素塗布や被せ物による治療を行います。進行度が深い場合は、神経の治療が必要になることもあります。

一度削れた部分は元に戻らないため、早期発見・早期治療が重要です。

くさび状欠損の予防法

歯の顎模型の上に、マウスピースが置いてある写真
マウスピースも有効

くさび状欠損を予防するには、次のような点に注意することが大切です。

くさび状欠損の予防
  • 歯ぎしり・歯食いしばりを防ぐ  
  • 歯磨きを優しく行う  
  • 酸性食品・飲料の摂取を控える  
  • 定期的に歯科検診を受ける

歯ぎしり・歯食いしばりは、マウスピースなどの治療で改善することができます。歯磨きは、歯ブラシの硬さや磨き方に注意しましょう。そして、酸性食品・飲料は、水で口をゆすぐなどの対策をしてください。

また定期的に歯科検診を受け、くさび状欠損の早期発見・早期治療に努めましょう。

まとめ

くさび状欠損は、放置すると歯を失う可能性もあるため、早めの対策が重要です。

くさび状欠損の症状や予防法について理解し、日々の生活の中で意識することで、健康な歯を守りましょう。もし、歯の根元に黒い欠けを発見したら、早めに歯科医院を受診してください。

国立市のようこう歯科へお越しの際は、googleマップもご参考ください。
https://g.co/kgs/RKpQhXy

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