噛む・飲み込む・話す:お子様の未来を作る口腔機能の育て方

こんにちは。国立市のようこう歯科です。

今回は、多くの保護者の皆様が気になっている「お子様の口腔ケア」について、特に「口腔機能発達不全症」に焦点を当ててお話しします。

目次

なぜ-1歳からの口腔ケアが重要なのか?

イメージ画像

「-1歳」という言葉を聞いて、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。実は、赤ちゃんの口腔ケアは、生まれる前から始まっているのです。

妊娠中のお母さまの口腔環境が、生まれてくる赤ちゃんの口腔内細菌叢に大きな影響を与えることが分かっています。そのため、妊娠中から適切な口腔ケアを行うことが、赤ちゃんの健康な口腔環境づくりの第一歩となります。これが「-1歳からの口腔ケア」の意味するところなのです。

口腔機能発達不全症とは?

さて、ここで注目したいのが「口腔機能発達不全症」です。
これは、お子様の口腔機能の発達が年齢に応じて十分でない状態を指します。

具体的には、次のような症状が見られます。

口腔機能発達不全症の症状とは
  • 哺乳機能の問題
  • 摂食機能の問題
  • 嚥下機能の問題
  • 構音機能の問題
  • 呼吸機能の問題

これらの問題は、お子様の成長に大きな影響を与える可能性があります。
例えば、適切に食べ物を噛んだり飲み込んだりすることができないと、栄養摂取に影響が出たり、言葉の発達が遅れたりする可能性があります。

イメージ画像

早期発見・早期対応の重要性

口腔機能発達不全症は、早期に発見し対応することが非常に重要です。そのためには、定期的な歯科検診が欠かせません。

当院では、お子様の年齢に応じた丁寧な診察と、保護者の皆様へのアドバイスを行っています。
特に注意が必要なのは、以下のような症状です。

こんな症状に注意
  • 離乳食の開始が遅れる、または食べムラがある
  • よだれが多い、または口が常に開いている
  • 発音が不明瞭、または特定の音が出せない
  • 偏食が激しい、または固いものを避ける

これらの症状が見られる場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。

家庭でできる口腔ケア

お子様の健やかな口腔機能の発達のために、家庭でもできるケアがあります。

家庭でできる口腔ケア
  • 授乳後の口腔ケア
    母乳やミルクの後は、ガーゼで優しく口腔内を拭きましょう。
  • 適切な離乳食の進め方
    年齢に応じた食材と固さを選び、噛む力を育てましょう。
  • 正しい哺乳瓶の使い方
    長時間の使用は避け、適切な穴の大きさの乳首を選びましょう。
  • 指しゃぶりへの対応
    過度の指しゃぶりは歯並びに影響を与える可能性があるので、注意が必要です。
  • 楽しい歯磨き習慣
    歯が生えてきたら、楽しみながら歯磨きの習慣をつけましょう。

ようこう歯科のアプローチ

当院では、お子様の口腔機能の発達を総合的にサポートしています。定期検診では、単に虫歯のチェックだけでなく、お子様の口腔機能の発達状況を細かくチェックします。

また、保護者の皆様に対しても、家庭でのケア方法や、お子様の発達段階に応じた適切な食事の与え方などをアドバイスしています。お子様の成長に合わせて、継続的なサポートを提供しています。

まとめ

イメージ画像

お子様の健やかな成長のためには、-1歳、つまり妊娠中からの口腔ケアが重要です。

そして、生まれてからも継続的なケアと観察が必要です。口腔機能発達不全症は早期発見・早期対応が鍵となります。わずかな違和感でも気になることがあれば、遠慮なく当院にご相談ください。

ようこう歯科は、お子様の笑顔と健康を守るため、最善を尽くしてサポートいたします。
定期的な検診と適切なケアで、お子様の健やかな成長を一緒に見守っていきましょう。

国立市のようこう歯科へお越しの際は、GoogleMAPも参考にしてください。
https://g.co/kgs/RKpQhXy

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次